котлета(コティレタ) ...ウクライナ
これ!これ!ウクライナのマストアイテム! 日本では「キエフ風カツレツ」なんて名前がすっかり定着していますね。鶏肉を薄く広げてバター(やチーズ)をたっぷり入れて巻き、ラグビーボール形状のカツにしました。ナイフを入れると中からどんどんバターが溢れてきますよ。これこそ「キエフ風」の定義みたいなもんです!
サラスミャース ...ウクライナ
ウクライナでは、豚肉の脂身の燻製が美味しく食べられています。別途紹介するサーロを一層上回るサラスミャースは、豚バラ肉に塩とウマウマスパイスをたっぷり漬けこんで燻製にしたもの。値段はサーロの2倍弱くらいしました。美味しすぎてやめられませんから、「胸やけになる前にやめる勇気」が必要とされる料理です(笑)
ウクライナでは、豚肉の脂身の燻製が美味しく食べられています。脂っこいんだけど、燻製風味が抜群で美味しいのです。買う時にスライスしてもらうと食べるときに手軽です。
вареники(ヴァレニキ) ...ウクライナ
ヴァレニキは水餃子風料理の総称です。キエフのレストランでは、老若男女問わず多数の人がスメタナ(サワークリーム)と砂糖をかけた「ラズベリージャム入り水餃子」を食べていたの(肉入り水餃子が売っていたにも関わらず、です)。男の人でもこういう味の餃子を食べるんだなーって、感動しました。だって女の子好みのとっても美味しい、完璧デザート系料理だったから!
борщ Лбвiвський(ボルシュツリビフスキー) ...ウクライナ
おお、赤ボルシュ! ロシア料理の代表格ボルシュは、実はビーツが寒いロシアでは栽培しにくいという理由によりウクライナ発祥説が有力です。この料理名は「リヴィウのボルシュ」。他所のボルシュと区別しているのかもしれません。肉でだしを取り野菜をたっぷり、スメタナ(サワークリーム)に緑ハーブがトッピング。ちなみに「ш」ではなく「щ」なので、ボルシュではなくボルシュツ
борщ Зелений(ボルシュツザラニー) ...ウクライナ
わー、白ボルシュ! お隣ポーランドっぽい料理が見られるのは、ウクライナ西部(この写真はリヴィウで撮影)だからこそと納得できますね。肉のゆで汁の旨みを活かし、じゃがいも、卵白身、米、刻み野菜いろいろが入っています。どこの国にいてもこれは作れる味なんじゃないかな。ちなみにウクライナでは、ボルシュではなくボルシュツと発音します。
Окрошка(オクロシュカ) ...ウクライナ
さっぱりさが身上の冷たいスープオクロシュカ! スメタナ(サワークリーム)入り、そしてなんと
クバス(炭酸飲料)が入ったスープの具にはゆでじゃが、卵の白身、ハムなど。上には生ディルがきれいに散らされてます。
Гарнiр капуста тушкована(ハルニューカプスタトゥシュコバナ)、Гарнiр рис рiззото(ハルニューリースリゾット) ...ウクライナ
ウクライナは、もともとロシアと同じ国で、こういった「ぐたぐた煮」系料理が多い。左は発酵キャベツ人参の短い千切りをトマト油でぐたぐた煮、右は、カレー風味オイリーリゾットです。どちらも滋味溢れる味が出ていて美味しいです。「Гарнiр(Гарнир)」(ハルニュー、ガルニュー)は付け合わせという意味なので料理名からは抜いて良いと思いますが、一応メニューどおりに表記しました。
Оселедецъ пiд шубою(オセレデウスピドゥシュボス) ...ウクライナ
東欧らしい素材が2層のサラダになりました。下層は、ゆでじゃが、ゆでにんじん、酢じめ魚のマヨネーズ仕立てサラダ。上層は、ビーツ(赤い根菜)のクリーム仕立てサラダです。
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