ファルーチ ...シリア
中東でよく見る「店先でくるくる回りながら炙られる鶏」のこと。(1)ファルーチをホブス(薄パン)にはさみ、(2)上に手を置いて体重でつぶし、(3)トゥム(にんにくマヨネーズ)やムハッラ(酢漬けの野菜)と共にいただく、というように食べます。期待の割に、今回は脂が落ちすぎた鶏に当たってしまいましたが、上手に焼けた鶏ならきっと美味しいんだろうなーと思います。
ホムス ...シリア
中東ではおなじみになりすぎました。ヒヨコマメの裏ごしにタヒーニ(ごまペースト)、時ににんにくやレモンを加えてなめらかにしたものです。食堂ではオリーブオイルをまわしかけるのですが、今回は家庭のホムスをいただく機会があり、必ずしもオリーブオイルをかけるわけではないことを知りました。
Moutabal(ムタバル) ...シリア
焼きなすの皮をはぎ、レモンやタヒーニ(ゴマペースト)と共にディップにしたもの。中東の食の定番です。なめらかな口当たりに、なすの良い風味が、ごちそうです。
ファラフェル ...シリア
ファラフェルは、つぶした豆にスパイスを混ぜて成形して揚げたコロッケです。写真左下が、おかずとしていただくファラフェル、写真中央はホブス(薄パン)に野菜と共に巻いた「ファラフェルサンド」。どっちも美味しいよ!
フール ...シリア
味付けしない茶色い煮豆に、トマト、ヨーグルト、油をトッピングしたものです。客が好みで塩味をつけていただきます。ヨーグルトはゆるめで酸味はあまりなく、さっぱり感を作っています。
ファスーリャ ...シリア
ファスーリャは白豆のこと。よくトマト仕立てのスープになって登場します。
ショルバ ...シリア
スープ類を総じてショルバといいます。鶏で出しを取ったものがポピュラーです。今回いただいたものは、コーンスープ風で美味しかったです。
ムハッラ ...シリア
シリアの食堂では、何を頼んでもムハッラが登場します。カブやきゅうり、唐辛子などを塩酢漬けにした、ピクルスもしくはサラダ感覚でいただく付け合わせです。ミントの葉がドンと乗るところが多いのはシリアの特徴だと思いました。
ムハラビーア ...シリア
大好きムハラビーア♪ ローズシロップを使って薔薇の香りのついた米粉プディングです。舌触りも良く、いつもおかわりしたくなってしまいます。
シャイ ...シリア
シリアではよく飲まれている、甘い紅茶です。お隣トルコは2段式(濃い紅茶、お湯をそれぞれ沸かし、注ぐときにミックスする)に対し、シリアのシャイは1つのやかんで適切な濃さのお茶を作ります。
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