ヒンカリ最高! 羊肉ミンチと香草でタネを作り、厚めの小麦粉生地の皮でくるみます。握りこぶし弱もある巨大水餃子風! アツアツを口に含むと中から肉汁がたっぷり出てきて、寒いコーカサスの旅でも体が温まるご馳走です♪ つけダレはなく、極上のタネから出た肉汁の旨みでいただきます。
ハチャプリorカチャプリ ...グルジア
さっくさくのパン生地を正方形に伸ばします。中央に白いチーズ(塩分きつめ)をたっぷり乗せ、四隅を折りたたむようにチーズをくるんでかまどで焼きます。とろんとろんのチーズがたっぷり入っているのが実に美味しく、しかも安価な庶民食。機会があればついついハチャプリを食べていましたっけ。ちなみに丸型のもありますが、私は方形のものが好き。一辺は15~20cmくらいです。
バドリジャーニ ...グルジア
グルジアの旅で最も感動を覚えた料理です。ナスをソテーし、表面ツルン中トロンとなったものに、クルミにんにく香草のペーストを挟み、更に上にも乗せ、ザクロを散らし、冷製にしていただきます。グルジアの代表的な伝統料理とのことです。泊めていただいた家にレシピがあったので、日本で絶対作ります!
ハルチョ、スープハルチョ ...グルジア
グルジアでは有名な「ハルチョ」。骨付き肉がたっぷり入り、細かく切った野菜各種と共にトマト煮にしたものです。辛味もついていて、寒いコーカサスの旅でも体ぽかぽか! 写真左は「スープハルチョ」、写真右の「ハルチョ」をスープ割りにしたもので、こちらもこれまた美味しいのです。どちらも香草がいっぱい入るのが風味の決め手ですね。
シュシュターリ ...グルジア
安食堂から高級レストランまで、シュシュターリはグルジアのポピュラーな食の1つ。コーンミール(とうもろこし粉)をふかしてコロッケ状に成型し、バターで表面をかりっとさせたものです。バターの風味がご馳走です! なおグルジア語を英語に直接置き換えると「tsch w i sch t a r i」となるので、ゆっくり発音するとシュウィシュターリとなるのかもしれません。
密かなチーズ大国グルジアらしい料理ですよ。カッテージチーズにミントみじん切りを混ぜ、にんじんスティックを彩りに、膜状チーズで手巻きにしたものです。チーズ&チーズ、このダブルテイストがたまりません♪ カッテージとミントなので味わいはさわやかです。
グルジアの伝統料理の1つ、にんにくやスパイスが利いた煮豆の壷料理です。グルジア料理はハーブ使いも上手で、豊かな味わいがありました。
鶏や豚の串焼きです。ムスリム国家の旅が続いたあとに食べる豚肉の美味しさに我を忘れそうでした(笑)。ロシア語圏ではシャシュリークと呼ばれます。
グルジアでは路上市場でもチーズ売りがいっぱい! そして驚くほど美味しい♪ もちろん塩分も堅さもまちまちなので、買うときは試食してから。オススメは、写真のプルンプルンした弾力ある塩分控えめチーズ、スルグニ。にんにくとグルジアチーズを一緒に加温、というのをモスクワ滞在中に教わり、グルジアでやってみたかったんですよね。再現したらもちろん美味しかったです♪
グルジアは、ワイン発祥の地の1つと言われていて、今でもワイナリーで美味しいワインを作っています。グウィノはグルジア語でのワインという単語です。英語が通じない国なので是非この単語と共にマーケットでワイン探しをしてみてください!
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