インジェラ、バイヤイナト ...エチオピア
土台はテフ粉の酸っぱいクレープ、インジェラ。バイヤイナトは「野菜類のミックス」で、直径50cmの上に何種類もちょんちょんと具を乗せた、野菜だけとは思えない満足感いっぱいの一品(逸品)です。写真は中心に豆のカイワット、上のムッセロワット(ひよこ豆の煮込み)から右回りにゴメン(青菜ソテー)、ししとうのピクルス詰め、生野菜サラダ、ビーツ、アリチャ、キャベツソテー。
インジェラ、ミスト ...エチオピア
土台はテフ粉の酸っぱいクレープ、インジェラ。ミストは「肉類のミックス」で、写真は別途紹介しているカイワットとケッケルです。
インジェラ、ティブス ...エチオピア
土台はテフ粉の酸っぱいクレープ、インジェラ。ティブスはインジェラの共としては定番の1つ、ヤギのぶつ切り肉の、ときに玉ねぎやピーマンも入った焼肉です。ケベという、獣くささ満点のヤギの溶かしバターをかけてくれるお店のティブスはとびきり美味しい。ダタ(緑色の辛いペースト)も忘れずに添えてもらいたいアイテムです。
インジェラ、カイワット ...エチオピア
土台はテフ粉の酸っぱいクレープ、インジェラ。カイワットはインジェラの共としては定番の1つ、赤くて辛い香辛料で作った煮込みです。カイワットの具は特に問いませんが、ヤギ肉などが定番のようです。ただし肉類を食べないしきたりのある金曜日は、豆でカイワットを作るところが多いようです。
インジェラ、ケッケル ...エチオピア
土台はテフ粉の酸っぱいクレープ、インジェラ。ケッケルはインジェラの共としては定番の1つ、油の浮いた黄色い煮込みです。辛みはありませんので、バルバレ(辛い赤い粉、写真左)やダタ(辛い緑ペースト、写真右上)を添えてもらうと、一層美味しくなります。
インジェラ、キットフォー ...エチオピア
土台はテフ粉の酸っぱいクレープ、インジェラ。キットフォーは、別途紹介するデュレットと同じく「たたき」ですが、よりグレードの高い肉部位に油(ときに辛みも)を加えています。カッテージチーズがよく添えられています。刺身天国ニッポンの民にとって生肉は美味しい。アフリカ旅では是非ここでキットフォーを一度!
インジェラ、デュレット ...エチオピア
土台はテフ粉の酸っぱいクレープ、インジェラ。デュレットは、別途紹介するキットフォーと同じく「たたき」ですが、グレードの低い肉部位(ときにレバーなどの内臓も)を使い、油(ときに辛みや玉ねぎ)を加えてたたきにしています。レバ刺しが大好きな私たちにはめちゃ美味しい。キットフォーの半分以下の値段で食べられるから、ちょっとのキットフォーよりたっぷりデュレットですよね♪
インジェラ、シュロワット、アリチャ ...エチオピア
土台はテフ粉の酸っぱいクレープ、インジェラ。「シュロワット」は挽き豆の赤い煮込みで、「アリチャ」は大きめにカットしたじゃがいも(ときににんじんも)の黄色い煮込みです。アリチャの黄色はターメリックで、辛みや香りのある他の香辛料を入れていないので、非常にマイルド、じゃがいもの旨味が引き立っています。大好きアリチャ!
インジェラ、フルフル ...エチオピア
土台はテフ粉の酸っぱいクレープ、インジェラ。そして具もインジェラ・・・。インジェラにカイワット(赤くて辛い煮込み)の汁を吸わせたものが具になっているんです。
香ばしい炒り麦は、ちょっとしたおやつに最適です。アクセントに少々入っている炒りピーナッツがこれまた美味しいです。
Tej(タッジ) ...エチオピア
ハチミツに香草を加えて発酵させた、あえて言うならハチミツワインです。糖分はアルコール発酵に使われて残っていません。バレンシアオレンジのような爽やかさがあり、意外にドライな飲料です。写真のボトルで30円とか50円といった価格は嬉しいですよね。なおエチオピアでは「e」は「ア」と発音するので、Tejはタッジとなります。
コーヒーを世に生み出した国、エチオピアでは、まるで日本に茶道があるかのように、コーヒーを飲むにも作法があります。各家庭で、生豆を洗って焙煎するところからコーヒーを淹れるのです。煎りたて挽きたて淹れたてのコーヒーは、丁寧に作られた繊細な美味しさが心に響きますよ。田舎に行ったら是非家庭を覗いてみてくださいね。
コーヒーを世に生み出した国ですから、ふわふわミルクフォームがたっぷり浮いたマキアートも天下一品です。砂糖は入っていないので好みで加えられる点が良いですね。
ジュースカフェに入って是非飲みたいのが、スプリッソ♪ 写真は、下から、アボカドジュース、マンゴージュース、グァバジュース、パパイヤジュース、それがきれいな層になっているんです。アボカドをさらさらしたジュースにするなんてこれまたにくいことで、他の果実と合わさるとめちゃくちゃ美味なのです。これにたいていはライムが添えられ、美味しさアップ!
AMBO(アンボ) ...エチオピア
エチオピアの美味しい天然水、アンボ。炭酸がリッチに含まれていて、冷えた一本は暑い昼間に最高です。また、グイっとビールを飲みたいときには、ビールをアンボで割ると、なんとなんと、ビールの味わいがキリリとなり、喉ごしがぐぐーっと良くなってしまい、なかなかオツです。
写真の緑の葉がそれで、日本の毒性薬理学の本ではカートとして記載されますが、麻向法規制対象外の合法ドラッグです。エチオピア人は、気軽にチャットを楽しんでいます。若芽を頬いっぱいに貯めて長時間噛みつづけることで、覚せい剤類似成分により頭がすっきりし嫌なことを忘れます。味は青苦いので、砂糖やピーナッツと一緒に噛むと美味しく噛み続けられます。
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