世界230ヶ国で各国料理を学ぶ旅をしました!
写真つきで紹介します
2542料理を掲載。
< 掲載マイルール主撮影機種:
-Nikonデジタル一眼レフ D200
-AR Nikkor 24-85mm 1:2.8-4D
-元写真サイズ3872×2592×24 BPP
2度目のタンザニア訪問で、この美味しいドリンクに出会ってしまい、何杯もおかわりしてしまいました。とうもろこし粉、炒ったピーナッツの粉、砂糖、そしてカルダモン&ジンジャーを少々利かせてお湯を加えた、とろみある香ばしいドリンクです。ピーナッツの粉がポイント高し!
薄焼きアラブパン、チャパティを見ると、「ああここはスワヒリ文化圏ね~」と過去の繁栄の歴史が見えてきそうです(ちと大げさ、笑)。小麦粉、塩、水を練って、油を塗って丸めて寝かしておき、焼く直前に打ち粉をしながら丸く薄く延ばして、炭火の上の鉄板で(人により油を回しかけながら)焼きます。上手に層状になったアツアツのチャパティは本当に美味しくて、大好物です。
ウガリはタンザニアの大事な主食の1つ、とうもろこし粉を炊いたもので、南アやナミビアのパップ、モザンビークのシマと同じものです。タンザニアではまとめたウガリをビニールに入れて湯せんしながら置いておくお店が多く、アツアツのものがふっくらしたまま食卓に供されるのです。そんなタンザニアのウガリには、他国より一歩リードした美味しさにハナマルを進呈したい!
中世よりスパイス交易で栄えたタンザニアらしいピラウ(いわゆるピラフ)です。例えばシナモンの皮やクローブ、カルダモンを丸ごと炊き込んだりします。でも全体は香りほんのりで、肉の旨みも出ていて美味しいのです。写真はタンザニア式ワンプレート。上がピラウ、下は左から順にムチーチャ(青菜ソテー)、トマトとオニオンの煮込みソース、トマトと玉ねぎの酢漬け。
ワリはご飯、ニャマは肉という意味です。肉はヤギ肉が繁食されていて、塊肉をトマトベースのシチュー風に煮込んだものが多く、旨みがありますよ。
サマキは魚という意味のスワヒリ語です。つまりソパヤサマキは、魚スープという意味ですね。白身魚の豪快切り身のシンプルな潮汁は絶品の美味しさでした。お店によってはジャガイモを入れるところもありましたが、私は、魚の旨みだけで勝負するほうが断然好きです。このスープが、めっちゃうま!
豆の味付けのない煮込みです。ひたすら小豆(あずき)の味がして、塩気はありません。タンザニアの食堂では、食卓に塩、レモン、ピマン(辛いピーマン)がよく置いてあるので、それらで好みで味をつけていただきます。
タンザニアといえば、とにかくミシカキでしょう。小さくカットした肉の串焼きです。小さいのでお値段もお手ごろで、皆さん1本だけというよりは数本好みの分量を買っていかれます。1串10円くらいからというのが、良いですよね。
ンディジは、調理用バナナのことで、甘くも酸っぱくもなく、ゆでるとまるでジャガイモの食感になるものです。このンディジを使った、トマトベースの肉煮込みシチューがよく見かけられます。別言語だと思うのですが、この名前を聞いたとき「ギジム」と答えてくれる人もいました。
角切りじゃがいもがいっぱい入ったとろみのあるスープです。お味はスープストックと塩を基本にしたシンプルさが極上。これに小さな揚げパンを具として足してくれました。
チップス(フライドポテト)大好きタンザニア人が好みそうな、フライドポテト入り卵焼きです。これもポピュラーなもので、いたるところでお目にかかれます。たいていのところは炭火の鉄板で作るので、ふわふわして美味しいんですよ。この写真は別途紹介するミシカキ(肉の串焼き)を乗せてもらっています。
タンザニアのチップスは、千切りキャベツとトマトソースの乗ったフライドポテトです。千切りキャベツの乗らないお店もありますが、乗ったほうが断然好き。トマトソースは食堂の卓上によく置かれているもので、辛さのない、トマトジュースのような味わいのものです。好みで更にチリソース(辛いトマトソース)をかける人もいます。タンザニアはいたるところチップスだらけです。
羊肉のミンチと玉ねぎのとろんとろんソテーが入ったサモサです。シンプル塩味に肉の旨みたっぷりで、スパイス類は入っていないのでどんな体調でも食べやすいです。皮パリで美味しいよ!
タンザニアの丸ドーナツでーす。沖縄のアンダーサーターギーが少しソフトになった感じ。名前が似ているので、少しそんなことを思い出しました。
アラブとアフリカの融合、スワヒリ文化の土地ですから、チャイは欠かせません。ジンジャー、カルダモン、シナモン、クローブなどを薄く煮出したお湯を使って紅茶を淹れた、甘いスパイスティーです。ミルク入り甘いスパイスティーはChai ya Maziwa(チャイヤマジーワ)と言います。
タンザニア→キリマンジャロ→キリマンジャロコーヒーという連想から、タンザニアで庶民に愛されるコーヒー、タンカフェを是非! パッケージのイラストもキリマンジャロです。淹れ方はジャグメソッド(the jug method、カップに挽いたコーヒーと砂糖とお湯を入れて撹拌)とドリップメソッド(ろ過)があります。ジャグのほうが、簡単だし味が良く出るので好きです。