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「この世界旅で、モザンビークでエビを食べることが、夢だった・・・」とは、結構ホントの気持ちです。日本のスーパーマーケットの鮮魚コーナーでも、モザンビーク産エビという表記をよく見かけるので、モザンビークでエビを食べておくことこそステータス(ホントか?)。殻までサクサク、身は甘くてジューシー、エビミソも最高!! モザンビークに行ったらエビを是非食べてきて!
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別途紹介しているシマ(白)はとうもろこし粉を炊いた主食で、中北部では主にペイシという魚のから揚げが添えられます。唐辛子とトマトで作ったような辛いソースのようにかけてくれます。
シマ、ガリーニャ(またはフランゴ) ...モザンビーク
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別途紹介しているシマ(白)はとうもろこし粉を炊いた主食で、中南部では主にガリーニャ(またはフランゴ)という鶏の煮込みが添えられます。この煮込みが美味しくて、トマトと玉ねぎが少々とチキンスープの素を使って作られています。あっさりした美味しさな分、写真赤「ピリピーリ」(唐辛子とレモンと塩のペースト)は欠かせません♪
シマ、シマプレータorカラカーダ ...モザンビーク
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モザンビークの大事な主食といえば、シマでしょう。写真左、とうもろこし粉を炊いた「白シマ」が多いのですが、ときに写真右の「緑シマ」を見かけます。緑シマはマニオクというイモをねっとりもち状にしたもので、「シマプレータ」や「カラカーダ」というと通じます。緑シマを見つけたら是非試してみてください。本当に美味しいから!
アロースコンペイシ ...モザンビーク
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よくある路上ごはんの代表格です。ごはんと魚(煮てあったり揚げてあったり)、ときに野菜が乗っています。
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日本でいう栗きんとんのような食感をもつ、モザンビークでは特に北部でよく見る主食です。栗の部分がマニオクというイモの一種で、きんとんの部分が豆を炊いたものをつぶしたもの、味付けは塩すらなし。私が見たところでは、レタスやネギを使ったサラダを添えるのが定番のようで、そのサラダドレッシングやネギの風味が合わさると喉を通りやすくなります。
Sopa de Feijan(ソパデフェイジャオン) ...モザンビーク
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ソパデフェイジャオンとは「豆のスープ」の意。ブラジルも然り、アンゴラもカーボベルデも然りなのですが、旧ポルトガル領の国々では、豆を使った料理が多いような気がします。これは炊いた豆を裏ごしし、豆風味のとろみスープを作り、具にはセロリ、玉ねぎ、トマト、太短パスタが入っています。安くてお腹にたまる庶民のスープなのでしょうね。
Maheu(マヘーウ) ...モザンビーク
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原材料を聞いたら「マニオク(イモの一種)、砂糖、水」ですって。マニオクの粉と砂糖と水を加えて寝かせた、いわゆるマニオク酒です。1.5Lボトルで40円程度で売られていました。すぐ飲む場合はあまり発酵していなくて、酔えるタイプの飲料ではありません。甘くてとろみと風味も良くて、暑い気候にマッチした美味しさが味わえます。でも時間が経過するとお酒になります。
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モザンビーク島の各所で売られている南国お菓子です。ココナッツの実をすりおろし、砂糖ととうもろこし粉と混ぜて成型しただけのもので、ペースト状のものをスプーンですくって口に入れていただきます。甘い中に大好きな生のココナッツ風味が抜群!
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バジーヤは、直径3、4cm程度の小さな揚げパンを総称した呼び方です。具がなく塩味だけのものや、ちぎりレタスが入ったものもありました。
Matango(マタンゴ) ...モザンビーク
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お決まりの定番セリフ、「この名前は何ですか」と聞いて、「アロース(米)」という答えが返ってくると思いきや、しっかりと固有名称が返ってきましたよ。マタンゴはごはんをつぶして乾燥したものです。あられのような味がして、ポリポリ美味しいです。上手にアルファ化(生米でなく炊いたときのデンプンの形態)されているので、是非作るところを見てみたいな。
Bolo arroz simples(ボロアロースシンプレシュ) ...モザンビーク
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モザンビークはポルトガル領でした。ポルトガル本土でも、旧ポルトガル領のアフリカ他国でも、「ボロ」と名のつくふっくらケーキがあります。米の粉を使っているので、サックリさが増していて、美味しいなっと♪
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とうもろこし粉とつぶしたバナナと砂糖を混ぜて、葉に包んで蒸したものです。意外な組み合わせです。バナナがほんのりと全体の風味を決めていますが、とうもろこし粉と合わさると、どうも甘酒風味がするんですよね。食べ応えはかなりあります。
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