アンゴラのその土地の食筆頭は、これにしたいと思います。アンゴラは至る所で肉の炭火焼き屋台があり、牛肉がよく売られています。気をつけないと肉食の日々を送るほどなのです。サハラ周辺諸国など乾燥国ではヒツジが多いのに対し、アンゴラでは牛が多いのは、気候との関連もきっとあるのだろうと思います。ちなみにバーカは牛という意味です。
Bife com ovo e salada(ビフェコンオボエサラダ) ...アンゴラ
「マネイラデアンゴラ(アンゴラ風のもの)」と懇願して勧めてもらったのがこれ。ビフェはビーフのことで、ビーフステーキの上に目玉焼きを乗せ、野菜サラダ添えたものです。アンゴラは至る所で肉屋台があり、レストランでも肉料理が筆頭にあります。気をつけないと肉食の日々を送るほどなのです。
フランゴサラダ ...アンゴラ
フランゴは鶏のこと。鶏の炭火焼きを熱いうちに裂いて、千切りキャベツを乗せ、塩ビネガー油をかけたものです。ジュンドンゴという辛いピマンペーストを添えると美味しいです。アンゴラは至る所で肉の炭火焼き屋台が出ていて、気をつけないと肉食の日々を送るほどなのです。
Garoupa na cozida c/ batata cozida(ガルーパナコジーダコンバタタコジーダ) ...アンゴラ
「マネイラデアンゴラ(アンゴラ風のもの)」と懇願して勧めてもらったのがこれ。アンゴラは魚介が豊富です。白身魚の大きな切り身のスチームに、丸じゃがいも、にんじん、でかキャベツといった大きな野菜のスチームと生にんにくを添えたものです。スペインの食のように食卓にビネガー&オリーブオイル&塩&こしょうがあり、それらをかけていただきます。
カルネのモーリウ ...アンゴラ
この写真を見て反射的に「くさっ」と思ってしまった・・・。カルネ(肉)の内臓をふんだんに入れて煮込み(モーリウ)にしたものです。内臓系(レバーやモツの類)が大好きなのですが、これはあまりに内臓くさくてなかなか喉を通りませんでした。内臓ファンの方、是非アンゴラでこれにチャレンジしてくださいな。
ソパはスープという意味なので、これに限ったものではありません。このソパは、赤豆を煮たものを裏ごしして塩味スープを作り、具に、玉ねぎ、キャベツ、5cmスパゲティ、米を入れたものです。豆が入っていて、ポタージュのようになっていました。
マンジョーカ ...アンゴラ
ゆでたマニオクです。マニオクはキャッサバと同じイモで、西アフリカ~中央アフリカの各国でマニオクを使ったその土地の食を紹介していますが、こうしてゆでただけのマニオクをみかけることは少ないのです。
ブリンニー ...アンゴラ
「コモスシャマ(この名前は何ですか)?」と聞き「ブリンニー」と返ってきたとき、凍りつきそうでした。この国は、ソ連が背後につくMPLAと米国が背後につくUNITA、2つの政府ができたために内戦が始まり、MPLA勝利後も内戦は続き・・・。これはココナッツと砂糖をまぶした揚げパンで、ブリンニーはロシアの項でも紹介した軽食の名前です。こんなところでソ連の影を見るなんて。
「N'gola」と書いて「アンゴラ」と読みます。南部都市ルバンゴで作られ、アンゴラ全土で親しまれる美味しいビールです。
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