ヤカは葉に巻かれたマニオクのもち状のもの。作り方などはカメルーンのバトンや中央アフリカのシクワングと共通しているのですが、コンゴのヤカは、何故でしょう、とにかく巨大なのです。1つ買ったら2人がおなかいっぱいになる巨大なマニオクもちが、マルシェの至るところでどーんと売られています。水分が多くて柔らかいのもコンゴ版の特徴です。
魚とおそらくは生ピーナッツすり身を葉で包んで蒸してプリン状にしたものです。カメルーンのメや中央アフリカのカンダと同系統の食べ物だと思いますが、お味は・・・それらより少し劣るかなー。別途紹介するヤカと一緒にいただくのが、定番の食し方です。
西アフリカ諸国のフフはヤムイモのねっとり版でしたが、コンゴ共和のフフはマニオクのもち状のものでした。周辺国でゴゾやガリと呼ばれるものと、多分一緒かなと思います。マニオク好きにはウェルカムな美味しさです!
写真の奥、オーベルジンはナスのフランス語です(地元の呼び方を教えてもらおうと思ったのですが、それでもオーベルジンだそうです)。ナスの実の部分を味付けせずに煮たピューレ状。そのままではナスの味しかしないのですが、他のおかずと出会うと実力発揮! トマトソースや鶏を、ナスの味と自然のとろみでぐんと美味しくしてくれたのです。これなら日本でも真似できますね。
長径5、6cmほどの楕円形の果実です。種が大きくて果肉は厚さ5mmほどしかないのですが、果肉部分は、胡椒味とレモン味がして、アボカドのような油分とネットリ感があります。さっとゆでて、レモン仕立てアボカドサラダのように食べたり、スパイス感覚で他のおかずに添えてみたり、そのまま皮ごと食べたりします。
プレはチキンのフランス語です。コンゴ共和は鶏があちこちの屋台で焼かれていて、それが・・・激ウマなのです。鶏自体のクオリティーも高いような気がします。写真のような焼き鳥式もあれば、炭火の上で照り焼きにするような屋台もありました。とにかくコンゴの鶏は旨い!と、声を大きく伝えたい^^
©2007-11 Azusa