ティラピア、シクワング ...中央アフリカ
中央アフリカでは焼き魚をサラダ仕立てにする習慣が強いようです。魚(今回は大きな川魚ティラピア)は炭火焼き。トマト辛ピーマンの角切りとオニオンスライス、油、塩(利かせる)、レモン汁、砕きコンソメを混ぜたフレッシュサラダを乗せます。奥のものはマニオクの乾燥粉をもち状にして葉で巻いたもの。カメルーンのバトンとほぼ同じですが、こちらのほうが断然美味しいと思う。
西アフリカでガリと呼ばれるものと同じものです。マニオクの乾燥粉にお湯を加えて練ったもの。もちもちしていて美味しい。写真は内臓とオクラのスープ(ゴンボスープ)を添えています。
カメルーンのメと同じものです。魚と生ピーナッツのすり身を葉で包んで蒸してプリン状にしたものです。中央アフリカで食べたものには、魚でなく肉を使って同様に作ったものもありました。どっちも美味しくて好き。
うわー、シロアリの空炒りだぁ・・・。ドキドキしながら1つ食べると、サクサク感合格、香ばしさ合格、苦味無しOK、脂も乗っていて美味しさOK。これを買った夜は、ビールのつまみにしてしまったほどです(^^ゞ シロアリは体長1cmを超える、結構デカイ奴でした。
中央アフリカの首都バンギはお洒落な街でした。アフリカの他の国のサンドイッチ屋台といえば、オムレツを作って挟むか、野菜などを切って挟むものが多いのですが、中央アフリカ版は、予め美味しいポテトサラダなどを作っておいて、それをサンドしてくれるのです。即席では出ない美味しさを、屋台でも提供してくれる点が嬉しいです。
ハリコーは豆、リーはご飯です。アフリカの多くの国で食べられている庶民食だから、名前を聞いたことがある人もいるでしょうか。でも他の国のハリコーリーは豆を炊き込んだごはん(もしくは米を炊き込んだ豆)なのに、中央アフリカ版はきれいにごはんと豆オニオンソテーが層状になっているんです。オニオンソテーが入っているから、風味もぐんと良くなっています。
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