ナシフ ...チャド
これがチャド料理の筆頭版! ヒレ肉を細切りをトマト玉ねぎのソースでじっくりじっくり煮込んで、ソースと肉の味が同一になるまで煮込んだものです。肉がとろとろに柔らかく、絶品です。ちなみに煮込むときにアクを一切取らないようで、アクがソースと混ざって、ふわふわの美味しいとろみになっていました。これは是非真似しようっと♪
フィレ ...チャド
チャド人はお肉を良く食べます。「フィレ(ヒレ肉)」と注文して出てくるのはこういうタイプ。炭火焼きのヒレ肉を細切りにして、トマト玉ねぎのソースでさっと煮たものでした。お店では他の客もみなこのタイプのお肉を、バゲットと共に食べていました。このお店のは、クレソントマトマヨネーズつき。
フォワ ...チャド
チャド人はお肉を良く食べます。「フォワ(肝臓)」と注文して出てくるのはこういうタイプ。炭火焼きの肝臓を細切りにして、トマト玉ねぎのソースでさっと煮たものでした。お店では他の客もみなこのタイプのお肉を、バゲットと共に食べていました。このお店のは、マヨネーズつき。
アシとムラ ...チャド
チャドの白ごはん「アシ」はごはんをまるめてまさにおにぎり味。「ムラ」という肉煮込み(しょっぱさや辛さがほとんどなく、肉の旨みがあるけれどもくどくなくといったもの)と共にいただきました。アシもムラもアラビア語とのことです。
クスクス、ソス ...チャド
本格的なチャドクスクスは、お湯に油とクスクスを入れて火で加熱し続けて作った、パサパサ感のない大変に美味しい出来でした。ソスはトマト、紫玉ねぎ、じゃがいも、緑ピーマンを野菜カッターでみじん切りにしてさっと煮ただけのフレッシュソースです。鶏の素揚げをおかずにいただきました。クスクスといえば煮込みソースと思い込んでいただけに、これは大変勉強になりました。
クスクス、レ ...チャド
砕いたミルを炊いたクスクスに、レ(牛乳)をかけていただく質素な食事です。電気が供給されない地域の牛乳は、きっと搾りたてなのでしょうね。甘みがあり、全体の味をキメています。
納豆ファンの皆様、アフリカでは是非チャドへどうぞ!! ゆでた豆を発酵させたもので、糸こそひかないものの味わいはかなり納豆に近いです。日本で長ネギや小ネギ、醤油をトッピングするのに対し、チャドでは玉ねぎ、塩、油をトッピングします。しかし、アフリカで納豆とは、本当に驚かさせられました!
ビンビリ ...チャド
別名ビリビリ。別途紹介しているコシェットを強く発酵させたもので、泡立ち方がすごくてびっくりしました。発酵が進んでいる分、濃厚な味が弱まりアルコールが強くなっているようです。
コシェット ...チャド
ミル(麦)を発酵させたもので、ローカルビールの1種です。こちらは別途紹介するビンビリよりは低発酵で、微炭酸系です。
シトロン ...チャド
チャドではレモンジュースのスタンド販売が多くて、しかもこれが暑い気候にぴったりでした。レモン果汁に水と砂糖を加えて冷たくしたもので、美味しくて何度もいただいています。
バンガージュ(またはベイエ)とシャイ ...チャド
訪問したチャド南部で朝食の時間帯にみかけるものといえば、揚げパン「バンガージュ」と甘い紅茶「シャイ」、軒並みこの組み合わせでした。他の食から「お肉のチャド」のイメージが強いのですが、皆さんこうして朝食とバランスをはかっているのでしょう。バンガージュはアラビア語、ベイエはフランス語です。
©2007-11 Azusa