世界230ヶ国で各国料理を学ぶ旅をしました!
写真つきで紹介します
2542料理を掲載。
< 掲載マイルール主撮影機種:
-Nikonデジタル一眼レフ D200
-AR Nikkor 24-85mm 1:2.8-4D
-元写真サイズ3872×2592×24 BPP
ガーナで基本的に日曜日しか供されないスペシャル郷土食♪ 日本で食べるような硬さ&味の白米をにぎってにぎってにぎったもので、Palm soup(パームスープ、現地のアカン語ではアビエカンというけれどパンスープと発音するのがポピュラー、ヤシの実入りの肉煮込みスープ)やピーナッツソースベースのスープをそえていただきます。
バンコは、キャッサバととうもろこしを練ったもちで酸味があります。キャッサバを少々時間をおくと酸味が出るようです。ポピュラーなソースはオクロで、オクラのみじん切りやレッドペッパーが煮込まれた、薄味でも辛味あるとろとろソースです。バンコは別途紹介するTZとは異なり、どこで食べても酸味がありました。
ガーナ北西部ワ市を中心に食べられるガーナ北部郷土料理です。水溶きキャッサバ(カッサバ)粉を加熱し、水溶きとうもろこし粉を徐々に加えて加熱しつつ練ります。アヨヨソースという、魚のダシのモロヘイヤと玉ねぎのみじん切り煮込みスープと、ペペ(トマトと唐辛子をペーストにしたもの)でいただきました。ふぅわふぅわして美味しー♪ 読みはティーズィーじゃないので宜しくね。
フフは、隣国コートジボワールの筆頭郷土食「フトゥ」と同じものです。ヤムイモを練って丁寧についたものをまるめて、各種スープにちぎってひたしていただきます。写真のスープはほの辛ピーナッツベースです。ガーナでフフを見かける機会は意外に少なかった。たまに見かけたときはごちそう風気分!
別途紹介しているガリ(キャッサバの粉をハンペン状にまとめてスチームしたものです。なんでしょうこの食感、空気の含み具合といい、まるで日本和菓子のカルカンです。でも味はキャッサバのイモの味。ティラピアは大きな魚が煮込まれたスープです。イモの葉とレッドペッパーが入っていて塩分控えめなのに十分美味しい。ヤカーケをちぎってティラピアにつけていただきます。
ワキではなく、ワチと発音しているように聞こえます。だから私もワチと呼びます。豆ごはんの、ごはんと豆の比率が逆転したような炊き込みで、ほとんど豆。そして色は豆の紫色。庶民の主食ですのお。写真は別途紹介しているシチューがかかっています。
ガーナのシチューは赤いもの。写真はワチ(豆ごはん)もスパゲティも卵も野菜も乗せる、いわゆるガーナ式路上ごはんですが、この、赤いシチュー部分です。レッドペッパーとトマトをふんだんに使いクミンも加えたような本格的な美味しさ。ガーナでは、相当いろいろな食材にこの赤いシチューをかけるのです。日本でいうとSoup Stock Tokyoのカレーの味がして、激ウマです。
ビーンチは豆を炊いたもの(お米と一緒に炊くとワチ(ワキ)になりますが、豆だけだとビーンチ)。これにガリ(乾燥キャッサバを砕いたもので、炊いていないアチェケのこと)をかけてヤシ油とプランティン(揚げバナナ)を乗せて混ぜていただきます。ガリはガーナ以西だと炊かれてアチェケになってしまっているので、ガーナに入ってガリそのものを食べることに発見を覚えました。
わーい美味しかったなー♪ レタスを粗く千切りしたものに、ガリ(キャッサバを引いた乾燥の粉)を乗せ、レッドペッパー、塩、肉粉のような味の粉をかけ、玉ねぎトマトを乗せ、オイルをかけて混ぜたものです。ガリがほどよく炭水化物源となり、健康的にお腹いっぱいになれます。旅しているとつい野菜不足になりがちだから、見かけたら積極的に食べてみてくださいね。
西アフリカを旅すると、フランス語圏ではバゲット(フランスパン様)が多かったのに、突然英語圏のガーナに来てイギリスのブレッドタイプが多いことに気付きます。歴史と矛盾しないその文化はやっぱり外して語れません。シュガーブレッド、ミルクブレッド、ティーブレッドをいただきましたが、最もポピュラーなのはシュガーブレッドなのだとか。
ガーナは西アフリカの近隣国に比べ中華料理店が多く、「ただ中華」というだけでなく、広東料理、北京料理…と様々な地方の料理が本格的なレベルで揃う充実さです。写真は在ガーナ旅行会社(日本人経営)の社長さんにお招きいただいたときのもの。本当に楽しい歓談を有難うございました!
ガーナですもの!!チョコレートを食べましょう。そしてココアも忘れずに飲みましょう♪ ガーナのチョコレートはゴールデンツリー賞連続金賞という、国際的に認められた美味しさがあります。
とうもろこしの粉を練ってプランティン(バナナ)の葉やとうもろこしの薄皮でくるみ、ふかしたものです。ちぎって、ペペというトマト汁と辛ピーマンとたまねぎスライスが入ったソースにつけて食べます。通常のケンケーは、精製していないとうもろこし粉を使うのでやや灰色です。写真はホワイトケンケーという精製バージョン。もちろん通常ケンケーのほうが、とうもろこし粉のコクがあります。
西アフリカを西から東へ移動すると、ガーナ国境付近から突然に路上パイナップル屋が多くなることに気付きます。完熟パインをカット売りしたものも売られていますし、まるごとを安く買ってその場でカットしてもらっても、あっという間に食べ終えてしまう美味しさです。
ガーナではとうもろこしの粉をよく使います。クークー(コーコーに近い発音をする人もいる)は、とうもろこしの粉を溶いた水を加熱して少々の生姜汁と砂糖を加えて、日本でいう葛湯のようにしたものです。とろりとした感触が、葛湯に近くて、なんだかほっとする安いごちそうです。