フランス料理 ...セネガル
セネガルはフランスの植民地でした。しかし同様の周辺国よりもフランス人在住者が多いことからも、セネガルの高級料理店はほとんどがフランス料理店であることが大変に納得できます。バターや生クリームを使ったフランス料理の美味しさも、辛いピーマンペーストを添える西アフリカらしさもあるので、「セネガレーゼ・フランセ」と呼びたいところです。
Yassa au Poulet(ヤッサオープレ) ...セネガル
普通に「プーレーヤッサ」とも呼ばれます。パリパリ鶏の骨付き大きなから揚げに、レモンの酸味のあるオニオンソテーをソースとしてかけるセネガル料理、さっぱりしていて美味しいです。鶏を魚の唐揚げに変えてよりスパイシーに仕上げるYassa au Poisson(ヤッサオーポワソン)も美味しくいただきました。
チェレとミャウ ...セネガル
チェレは、ミル(麦)を砕いてふかしただけのもので、味は何もついていません。それにミャウという自然な甘みのミルクをかけていただきます。決して美味といえるものではないのですが、セネガルの、電気も水も供給されないような遠い田舎村で、村のママが私たちに供してくださった、家庭の味なのです。
ショシンヤベ ...セネガル
お祝いの席に同席させてもらえ、そのときにいただいたお料理です。肉、じゃがいも、豆、玉ねぎをカレー風味で煮込んだもので、とろみある豆カレーといった感じ。アフリカでカレー味に出会うことは珍しいので、舌が懐かしさを感じました。
セネガル料理の筆頭、マフェ。写真は作り途中のもの。ピーナッツペーストをふんだんに使い、コンソメの素も効かせて美味しいスープを作り、大根、にんじん、キャベツ、肉などは大きめを入れ、トマトも入れて、ぐつぐつ煮てどろどろにしていきます。後から辛い油や辛いピーマンをぐつぐつ煮て、辛味もしっかりつけ、食べるときはごはんにかけていただきます。
チェブヤップ ...セネガル
別途紹介しているチェブジェンの白いバージョンのよう。しっかり味のついた肉や内臓の炊き込みご飯に、シンプル味のポトフ風野菜煮込みをかけたものです。チェブヤップには肉類が必ず入ります。
チェブジェン ...セネガル
まず、油多めの辛い汁を作っておいて、そこにふかした米を入れて汁気を吸わせたら赤い炊き込みライスのできあがり。別鍋に、揚げ魚と野菜(マニオク、カボチャ、キャベツ、緑ピーマン、ナスなど)の赤い煮込みを乗せて食べます。これぞセネガル代表食、唐辛子ペーストとレモンを添えてもらえると一層美味しいです。チェブジェンには魚が必ず入ります。
Cafe touba(カフェトゥーバ) ...セネガル
セネガルで有名な飲料で、生姜汁と砂糖が入った濃いコーヒーです。写真のように粉ミルクを入れる場合と、入れない場合とがあります。日中暑くて疲れたときなどに良いですよ。
Bissap(ビサップ) ...セネガル
ナスのガクのような真っ赤な植物を濃く煮出して砂糖を入れた飲料です。クエン酸がたっぷりなのでしょう、とても甘酸っぱくて、美味しいことこの上ありません♪
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