Kronenbourg(コーネンブ) ...フランス
フランスでポピュラーなビールです。あまりにポピュラーなので、フランスでは、親しい人にビールを勧めるとき、「とぅぶんこ?とぅぶんこ?」(Tu veux une Kro? Tu veux une Kro?)と聞くんですって。このエピソードも気に入っちゃいました。
Bouillabaisse(ブイヤベース) ...フランス
南仏に来たらプロヴァンス料理の代表格、ブイヤベースが必須アイテム。魚介類と野菜の煮込みで日本人も大好きな味です。今回は大きなタラとネギの青い部分、ジャガイモ、にんじん、トマト、ゆで卵の薄塩仕立て煮込みでした。アイオリソースというにんにくブレンドマヨネーズを乗せるのが店の約束で、これをパンにつけてそのパンをスープに浸して食べるのが客の約束です^^
Foie Gras(フォワグラ) ...フランス
フォワグラはガチョウの肥大した肝臓で、世界どこでも贅沢な食の代表と認識されるほどの食材です。フランス人にとっても特別なもの、でも身近。上はナツメの実にフォワグラを詰めてアヒルの燻製肉で巻いた絶品の前菜、下はフォワグラを良質バターでトーストとソテーした絶品のメインディッシュです。
Full course cuisine(フルコース料理) ...フランス
具体的な食を指すものではないけれど、ベルサイユ全盛期に確立された食の様式は、今や全世界に知られるものとなっています。フランスの食文化を支える大事な事柄として、こちらに記載しておきたいと思いました。
Fromage(フロマージュ) ...フランス
フランス、ワイン、ときたらやっぱりチーズ!
huitre(ユイットル) ...フランス
フランスでいただく生牡蠣。美味しいです。最高です。日本人垂涎の味です。でもこれは、時期がくれば多くのレストランに置かれる、フランス人も大好きな一品です(でもお店によっては年中置いてあったりするそうです)。
Couscous tabouli(クスクスタブーリ) ...フランス
フランスはアラブ諸国を支配した宗主国としての歴史をもち、アラブ食はフランスの食の一端を成していますが、中東の本場のタブーリ(≫
こちらなど)がパセリだらけなのに対し、フランス版はモロッコやチュニジアの影響を受け、クスクス(粒状パスタ)をドレッシングベースで味をつけ、中にはみじん切りのミントを少々入れています。
Creme brulee(クレームブリュレ) ...フランス
生クリームいっぱいのカスタードに砂糖をふって、砂糖を溶かし焦がしたもの。表面パリっと、でも口の中は幸せな風味が溢れそう!
Vin(ヴァン) ...フランス
フランスといえば、ワイン。やっぱり外せないその土地の文化です。
Crêpe(クレープ)、Galette(ガレット) ...フランス
フランスのカフェで、是非。クレープは小麦粉を使いますが、これがそば粉になったものがガレットです。ガレットは、土地が痩せたノルマンディー地方発祥のもので、小麦が取れなくてもそば粉でクレープを作ったことに由来するそうです。
gaufre(ゴーフル) ...フランス
そうそう、日本でゴーフルって、神戸洋菓子の薄いパリパリ&クリーム菓子でしたっけ。でもヨーロッパでゴーフルといえば、まさにワッフルのことなのです。
Sandwich(サンドイッチ) ...フランス
あの、食パンを使ったサンドイッチは英国風。フランスでサンドイッチといえば、美味しいバゲットに具がいっぱいのものです。
Tartiflette(タフティフレットまたはタルティフレット) ...フランス
フランスサヴォイ地方の伝統料理で、じゃがいもスライスと玉ねぎを炒めた上に白チーズの厚切りを乗せオーブンでとろとろに溶かしたもの。ルブロションReblachonというチーズを使うのが定番です。スイスにも同様の伝統料理があります。
Croque-Monsieur(クロックムッシュ)、Croque-Madame(クロックマダム) ...フランス
これもフランスではポピュラーな軽食です。トーストにハムを挟み片面上面にチーズを乗せてとろんとさせたものがクロックムッシュ(左)で、クロックムッシュに更に黄身ふわふわくずれの目玉焼きを乗せて生パセリを少々散らしたものがクロックマダム(右)です。
Ratatouille(ラタトゥイユ) ...フランス
だーい好きなお料理で、フランスで実際の味を知ることができて幸せです。赤ピーマン、トマト、玉ねぎ、小玉ねぎ、なす、ズッキーニ、オレガノの煮込みですが、ピクルスの漬け汁を利用したような酸味があり、とても勉強になりました。もちろん各家庭に各ラタトゥイユの味があります。
Cafe Noir(カフェノワール)、Cafe au lait(カフェオレ) ...フランス
左がエスプレッソ風のカフェノワール、ノワールは黒という意味です。右がふわふわミルクいっぱいのカフェオレ、レは牛乳という意味です。フランスでは気軽にカフェに入り、気軽にこれらを楽しみたいですよね。
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