世界230ヶ国で各国料理を学ぶ旅をしました!
写真つきで紹介します
2542料理を掲載。
< 掲載マイルール主撮影機種:
-Nikonデジタル一眼レフ D200
-AR Nikkor 24-85mm 1:2.8-4D
-元写真サイズ3872×2592×24 BPP
私は中国の「ネギバク料理」が大好き!(本当はツンバオと呼ぶところを日本風に^^)。ネギの斜め切りと羊の薄切り肉ををたっぷり使って、醤油味で「爆」、すなわち極めて強火で瞬時に炒めた料理です。モンゴル国では一般的ではなく、モンゴルが分断され、南&東の片割れが中国に属したからこそ形成された、中国本場の調理法を羊肉に充てた絶品の内蒙古料理です。
お気に入りの内蒙古料理♪ 肉ばかり食べるモンゴル人の伝統がよく分かる豪快な料理です。炙り焼きにした骨つきの羊肉を、右手にナイフ、左手の手づかみでいただく物です。なお中国語の「骨」の字は、左右裏返った形をしています(本サイトのエンコードでそれを表示しようとしても日本文字の骨になってしまいました)。
名前は「モンゴルの水餃子」でも、そのモンゴルが意味するものは、今のモンゴル国にとどまらない広域の地域(中国内蒙古自治区を含め)を指します。羊肉のひき肉を餡に使った、蒙古の典型的な水餃子です。黒酢とラー油でいただきます。
内蒙古省はシュウマイの発祥の地の一説とされるところ。ソウマエという名前はシュウマイに似ていますね。モンゴルのボーズ(≫こちら)と同じ系統の料理です。「シュウマイ」には「形が花のよう」という原義があり、写真の稍麦は小麦粉で作る皮のフチが見事に薄く、八重桜が咲くかのような、見事な花びら状の出来上がり! 中の餡は羊肉のひき肉でした。黒酢とラー油でいただきます。
モンゴルと接する中国内蒙古自治区は、中ソ密約による分割の前は同じ地域でした。モンゴルが羊肉を多食する影響か、内蒙古はじめ中国北方のいたるところで羊肉料理が見られます。写真は内蒙古料理の定番の1つ、羊肉角切りと香菜乗せラーメンです。
モンゴルと接する中国内蒙古自治区は、中ソ密約による分割の前は同じ地域でした。今や内蒙古省に漢民族(漢族)が9割を占めるようになった今でも、モンゴル人が乳製品を多飲多食する伝統はいたるところで見られます。モンゴルと同じ遊牧民文化をもつカザフスタンと同様、お茶をミルクティーにして飲むときは塩を入れるのが、内蒙古流。奶=ミルクです。