drop scorns(ドロップスコーンズ) ...フォークランド

英領自治国フォークランドは住民のほとんどが英国人の子孫です。これはパンケーキと同じレシピで作った種を、スープスプーン1杯ずつ落としてフライパンで焼いたもの。だからドロップという名前がついています。ひとくちサイズのパンケーキは良いですね。サイズの大きなホットケーキとは違い、1つずつジャムを変えて美味しく食べられる利点があると思いました。
Apple pie(アップルパイ) ...フォークランド

英領自治国フォークランドは住民のほとんどが英国人の子孫です。パイの類は得意料理の1つでしょう。

英領自治国フォークランドは住民のほとんどが英国人の子孫です。朝食も英国風にシリアル。宿のおばあちゃんに質問をしたら、「ミューズリー(Muesli、麦やドライフルーツなどを含む」や「コーンフレーク」を総じてシリアルと呼ぶ、とのことでした。ミルクをかけてたっぷりいただきます♪
Dulce de Leche(ドゥルセデレチェ)とAlfajor(アルファホル) ...アルゼンチン

写真上がドゥルセデレチェ。「すごく美味しいから絶対食べなさい!」とアルゼンチン人が強大に誇る物で、コンデンスミルクと重曹と黒砂糖を煮詰めた、ミルクの風味が抜群に美味しいクリームです。写真下はアルファホル。甘いドゥルセデレチェと甘いクッキーを重ね甘いチョコレートがけした甘甘スウィーツ。これらはアルゼンチンを語る食べ物だなぁとすごく思います。
Asado(アサード)またはParrillada(パリジャーダ) ...アルゼンチン

肉食の国アルゼンチンを代表する料理です。「焼いた」という意味のアサードと、「網焼きにした」という意味のパリジャーダは、写真のように「網で焼いた」場合は区別せずに使われることもあります。きっとどんな小さな町にもパリージャ(これらを食べさせてくれるレストラン)はあるんじゃないかしら。アルゼンチンに行ったら是非大振りの肉を堪能してくださいね。
Chimichurri(チミチュリ) ...アルゼンチン

肉食圏のアルゼンチンやウルグアイでは、焼いた肉のソースはたいていチミチュリです。オレガノ、赤ピーマン、にんにくみじん切りを、酢と油と塩などが入っています。ウルグアイでは手作りチミチュリ(≫
こちら)をいただきましたがアルゼンチンでは市販のチミチュリドレッシングを。手作りのほうが、絶対美味しいと思いました。
Morcilla(モルシージャ) ...アルゼンチン

ああ、うっとりするほど美味しかったモルシージャ♪ 血のソーセージといえば英国やアイルランド(≫
こちら)の名物ですが、アルゼンチンのモルシージャのほうが上手でした。具には豚の皮のゼラチン質(プルンプルンで美味しい!)やねぎ、香辛料がたっぷり! 写真はゆでていただいたものですが、スタンダードな家庭での調理方法はオーブン焼きとのことです。
Matambre(マタンブレ) ...アルゼンチン

マタンブレは牛のバラ肉(おなか周りの脂の乗った部位)という意味です。写真上のようにバラ肉をステーキ風にこってり調理したり、写真下のようにバラ肉でいろいろなものを包み込んでから加熱し、食べるときは詰めた具がきれいに断面に見えるように切り分けていただくものもあります。
Milanesa(ミラネッサ) ...アルゼンチン

ミラネッサは「ミラノ風」という意味で、南米各地に広まっているカツです。牛肉をペレヒール(パセリみじん切り)入りとき卵にくぐらせてからパン粉をつけて揚げます(日本と違って小麦粉はつけない)。なおこれにチーズとトマトソースを乗せてピザ風にしたものはMilanesa Napolitana(ミラネッサナポリターナ)となります。写真のはミラネッサといいつつパセリ見えてないのがオチだわ。
Lomito(ロミート) ...アルゼンチン

アルゼンチン風バーガーサンド。アルゼンチンではロミートをお忘れなく♪ 牧畜文化圏、牧童ガウチョの国らしく、美味しいステーキをパンに挟んでしまった軽食です。しかもチーズもハムも野菜もと盛りだくさんで贅沢! ウルグアイのチビート(≫
こちら)と同じ食べ物です。
Empanada(エンパナーダ) ...アルゼンチン

小麦粉を練った皮で具を包み、焼いたり揚げたりしたもので、南米に広く見られる軽食の代表選手です。今回はひき肉と玉ねぎのとろとろ炒めや、ベーコン&ホワイトソースが具になっているものをいただきました。
Pizza(ピサ) ...アルゼンチン

アルゼンチン人はとにかくピザが大好き! 移民国家でイタリア系住人が・・・と考える必要もないくらい、もはや国民食になりきっています。
Pancho(パンチョ) ...アルゼンチン

アルゼンチンの軽食パンチョとは、いわゆるホットドッグのことです。

ウルグアイでもパラグアイでもマテ茶は飲まれているけれど、それらはお湯とか冷水がほとんどだった。なのにアルゼンチンのマテ茶って、かなりジャンクなドリンク(^^ゞ ハチミツ入れて甘くしたり、スプライト入れて甘くしたりするんです(もちろんお湯や水だけの人もいますけど)。甘甘嗜好の国民性が表れているのかもしれません。
Submarino(スブマリーノ) ...アルゼンチン

メニュー見て考え込んじゃいました、「潜水艦って一体・・・」って。出てきたものはホットミルクにチョコレートが1つ。このチョコレートを「潜水艦のように」ホットミルクに沈めてよく攪拌していただくドリンクなのです。よく攪拌しても写真のようにグラス内壁にチョコレートが張り付いています。アルゼンチンカフェが楽しめる、そしてほっとする優しい味が良かったです。
Vino(ビーノ) ...アルゼンチン

ビーノとはワインのこと。アルゼンチンもワインの産地です。
Cana(カーニャ) ...アルゼンチン

サトウキビから作ったお酒です。
Chimichurri(チミチュリ) ...ウルグアイ

チミチュリ最高!チミチュリ大好き! 肉食圏のウルグアイやアルゼンチンでは、焼いた肉のソースはたいていチミチュリです。オレガノ、赤ピーマン、にんにくみじん切りを、酢と油と塩少々で和えたもの。オレガノの香り、ピーマンの風味、にんにくの味、酢のさっぱりさ、油の口当たりの良さと、美味しい要素が全部詰まっているの! レストランスタッフに作り方教わりましたよ~♪

パラグアイからアルゼンチンにかけてマテ茶は飲まれています。それら中間にあるウルグアイももちろん、です。パラグアイは冷水で出すテレレ(≫
こちら)が多く、アルゼンチンではスプライトやハチミツ入りで甘くして飲むことが多い。そしてウルグアイではお湯出しのマテ茶が多いと思いました。お湯だとすぐ濃くなるので、写真のように半分だけ茶葉を崩して飲んでいます。
Asado(アサード) ...ウルグアイ

肉食重視のウルグアイ人の典型料理です。「焼いた」という意味の単語で、バーベキューミート全般を指す言葉です。網で焼いたアサードはパリジャーダ(網焼きの肉)と同義に使われることもあります。今回は骨付き肉を豪快にいただきました。見ての通り、野菜絶対すくなーい(・ でもワインとすごく合うんです。別途紹介するチミチュリ(≫
こちら)をかければ美味しさ百万点!
parrillada(パリジャーダ) ...ウルグアイ

肉食重視のウルグアイ人の典型料理。parrilla(パリージャ)が「網」、parrillada(パリジャーダ)は「網で焼かれたもの」の意味で、通常は数種類のお肉のミックス焼き肉を指します。「アサード」(焼いたという意味)と使い分けない場合もあり、アサードの中にパリジャーダが位置づけられている感じ。今回は骨付き肉を豪快にいただきました。
Civito(チビート) ...ウルグアイ

ウルグアイ風バーガーサンド。ウルグアイではチビートをお忘れなく♪ 牧畜文化圏、牧童ガウチョの国らしく、美味しいステーキをパンに挟んでしまった軽食です。しかもチーズもハムも野菜もと盛りだくさんで贅沢! アルゼンチンのロミート(≫
こちら)と同じ食べ物です。
Matambre relleno(マタンブレレッシェーノ) ...ウルグアイ

マタンブレは牛のバラ肉(おなか周りの脂の乗った部位)という意味で、レッシェーノは詰め物という意味です。つまり、バラ肉でいろいろなものを包み込んでから加熱し、食べるときは詰めた具がきれいに断面に見えるように切り分けていただく料理です。隣国アルゼンチンと共通する伝統料理の1つです。野菜やゆで卵を巻くことが多いようです。
Pizza(ピサ) ...ウルグアイ

ウルグアイには、隣国パラグアイ同様に、イタリア系の移民が多いのだそうです。ウルグアイにはピザ屋が多数あり、イタリアと共通する美食を共有しているのだろうと思います。チーズとろんとろーん、美味しかったなー♪
Arroz Valenciana(アロースバレンシアナ) ...ウルグアイ

「スペイン本国バレンシア地方のごはん」という意味の一品です。スペインの支配下にかつて置かれていたウルグアイでは、パエリアに通じる文化も導入された、ということなのでしょう。
Vino(ビーノ) ...ウルグアイ

ビーノとはワインのこと。ウルグアイもワインの産地です。
Acai(アサイー) ...ブラジル

アサイーという、ヤシの木からブドウのように集団でぶら下がるフルーツをジュースにしたものです。茶色味を帯びていて、スムージーのようなどろっとした感じ。鉄分がほうれんそうの2倍とか食物繊維がごぼうの3倍とかポリフェノールがブルーベリーの18倍とか・・・美容面で注目されています。あづさがブラジルの旅でマストにしていたドリンクに出会えてよかった♪
esfihaまたはesfira(エスフィーハ) ...ブラジル

エスフィーハはブラジルの国民的軽食です。パンの中にフィリングが入ったもので、具は多種多様。今回は野菜角切り炒めが入っています。エスフィーハは具を中に閉じ込めるものから、写真のように具が見えるオープンなものもあり、形も丸や三角などいろいろあります。
mandioca(マンジョーカ) ...ブラジル

マンジョーカとはゆでたキャッサバ芋のこと。世界第3位の人々のデンプン供給源であるこの偉大な芋は、ブラジル原産です。ゆでただけでもいただきますが、今回いただいたものは角切りチョリソーと和えてあって、美味しいおかずになっていました。
Bolinha(ボリーニャ) ...ブラジル

さしずめブラジル風コロッケ。まんまるです。今回は中に小麦粉チーズ鶏肉の裂いたものが入っていますが、具は多種多様とのことです。直径7~8cmはあって可愛かったです。

パラグアイは肉食文化圏で、人々はあまり野菜を食べません。「野菜不足をお茶で補う」という発想で、どこに行くにも茶器セットと水筒を持っています。茶葉はジェルバと言い、淹れたお茶はマテと言います。冷水で淹れたお茶は特にテレレとも言われます。ボンビージャという穴あき(茶濾しつき)金属ストローで飲むアイディアが素晴らしい。
Chipa(チーパ) ...パラグアイ

パラグアイ伝統パンです。アルミドン(キャッサバ粉デンプン)、ゆでマンディオカ(ゆでキャッサバ芋)、チーズ、卵を混ぜて牛乳でこねてオーブンまたはオーブントースターで焼いたもの。街中ではちくわのように串に刺してぐるぐる焼きにしたもの(これは美味しいらしいです)も、穴あきドーナッツ型にして売られたもの(これはいまいちでした)もありました。写真の団子状のものは絶品♪
Sopa Paraguaya(ソパパラグアージャ) ...パラグアイ

直訳すると「パラグアイのスープ」なのに、全然スープじゃないっ! 名前の由来はとうもろこしスープを作っているときうっかりして水分を飛ばしすぎてとうもろこしケーキになってしまった、ということです。トウモロコシの粉、チーズ、卵、牛乳、玉ねぎで作ったパウンドケーキです。ぼそぼそしていて水分が欲しくなります。玉ねぎが入ることで風味はチーパとは全く異なります。

小さな国土のパラグアイには多数の日本人移住者やその子孫が住んでいます。だから日本食材も手に入りやすいし、安価に日本料理が食べられます。意外にも日本料理店には地元パラグアイ人もいっぱい来ていて、うまく文化が共有できていように思えます。
Aforado(アフォラード) ...パラグアイ

鶏手羽にぼったりと衣をつけて揚げた、いわゆるフリットです。アフォラードってメスフラスコ(理科の実験で精密に容量を測るためのガラス器具)という意味があるらしく、なるほど言われてみれば形がフラスコっぽいのかも。
Pollo asado(ポジョアサード) ...パラグアイ

「焼いた鶏肉」という意味のポジョアサードは中南米で広く見られる料理です。
parrillada(パリジャーダ) ...パラグアイ

肉食重視のパラグアイ人の典型料理。parrilla(パリージャ)が「網」、parrillada(パリジャーダ)は「網で焼かれたもの」の意味で、通常は数種類のお肉のミックス焼き肉を指します。「アサード」(焼いたという意味)と使い分けない場合もあり、アサードの中にパリジャーダが位置づけられている感じ。写真は「コスティージャ」というあばら肉に「チョリソー」というスパイシーソーセージ。
churrasco(チュラスコ) ...パラグアイ

肉食重視のパラグアイ人の典型料理です。ブラジルのシュハスコまたはシュハースク(≫
こちら)と同じ料理です。大きな肉を串焼きにして、客の希望する量をお皿の上で切り落としてくれるスタイルが南米らしさ満点です。
Arbondigas(アルボンディガス) ...パラグアイ

「肉団子」という意味の単語です。今回は肉団子を紹介したいというよりは、「どことなくイタリアの影響を受けた南米料理」を紹介したかった。イタリア移民が多いパラグアイでは、他の南米諸国とちょっと違って、安飯屋であっても「どことなくイタリアっぽいかも?」という料理が多いと思いました。写真はトマトソース煮込みの美味しさが印象的でした。
Milanesa(ミラネッサ) ...パラグアイ

ミラネッサは「ミラノ風」という意味で、南米各地に広まっているカツです。肉にペレヒール(パセリみじん切り)が入ったとき卵をくぐらせてからパン粉をつけます。しかし、パラグアイやアルゼンチンのミラネッサは・・・あれーパセリ見えなーい(・
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